(前回記事のつづき)
Webブラウザの歴史は、今から30年以上前、1980年代末に始まります。
世界で最初に生まれたWebブラウザは、Webの生みの親であり、W3Cの設立者でもあるティム・バーナーズ・リーが作った「WorldWideWeb(後にNexusと改名)」でした。
その後もさまざまなWebブラウザが開発され進化してきましたが、Webの普及と共に広まったWebブラウザが、 Netscape 社の「Netscape Navigator」でした。
その普及率は、なんとWeb利用者の9割を占めているといわれていたほどです。
しかし、後に MicrosoftのInternet Explorer にシェアを奪われることとなります。
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Microsoft に追い上げられた Netscape は、
Netscape Navigator のソースコードの公開を決意します。
Internet Explorer は、Microsoftが心血を注いで開発に力を入れたため、
圧倒的な開発スピードで新機能を次々実装していきユーザーの支持を得ていました。
そのため、ソースコードの公開=オープンソース化することで、
Netscape Navigatorのクオリティ改善とシェアの回復を図ったのです。
この Netscape Navigator の建て直しプロジェクトから、
新しい開発スタイルの提唱が行われたのが「オープンソース運動」と呼ばれるものです。
ところで、前回から読んでいただいている方は、
「どこがFireFoxと関係があるの?」と思われたかもしれません。
実は、このオープンソース化の時に Netscape 社が発表したブラウザが「Mozilla」というのですが、
そこから進化して生まれたのが「Firefox」です。
現在 Firefox は世界No.2のシェアを誇り、
最初に Firefox1.0 が公開された時と比較すると、3倍以上の伸び率を見せています。
(ちなみに、最初の公開日からたった15日の間で約367万回ダウンロードされたほど、期待度も当初から高かったそうです。)
…とはいえ実は、オープンソース化をしたからすぐに Firefox のプロジェクトがうまくいったわけではありません。(実際、Netscape 社は現在解散しています。)
しかし、紆余曲折を経ながらも、確実にこのオープンソース化による製品開発の手法が、
Firefox をはじめとしたWebブラウザや、現在のWebの進化を促進させたことは間違いがありません。
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そんなわけで明日から始まる『mozilla vision 2012』。
行く予定の方はオープンソースとWebの未来についてじっくりと考え、楽しんできてくださいね♪
ちなみに。
オープンソース化の波はソフトウェアなどのツールだけでなく、Webデザインにも及んでいます。
『Open Source Web Design (OSWD)』では、
HTMLソースやCSSソース、画像ファイルをフリーでダウンロードすることができます。(加工もOK!)
気に入ったデザインのソースをみつけたら、
それを加工してみるのもデザインやWeb技術の勉強にもなっていいですね!
ぜひチェックしてみてください(^▽^*)
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関連過去記事
+「ブラウザの選択。~前編~」
今月21日(土)と22日(日)に、『mozilla vision 2012』というイベントが開催されます。
mozillaといえば、現在世界で2番目のシェアを誇るWebブラウザソフト、「Firefox」の開発元です。
なんと、W3Cもこのイベントのサポーターですし、1000人以上の来場が期待される大規模なイベント。
ささくらもとっても興味があります^^
ちなみに、このイベントのサブタイトルは"オープンって何!?を体感する2日間"です。
今日は、イベントへ参加する前の予習としてこの「オープンウェブ」と呼ばれる考え方と、
そもそもの「Firefox」の成り立ちについて紹介したいと思います。
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料理人のノウハウが詰まっているのは「レシピ」ですが、
HTMLなど各種言語で書かれたソフトウェアなどの設計図のことを「ソースコード」と言います。
通常、レシピが門外不出であるように、
エンジニアやWebクリエイターにとってもソースコードは企業秘密、が当たり前でした。
ところが、1998年のこと。
「オープンソース」と呼ばれる運動がアメリカで勃発します。
オープンソースとは、インターネットなどを通じてソースコードを無償で公開することを言います。
なんと、公開されているソースは、誰でも改良を加えられ、再配布もOK。
つまり、オープンソースを使えば、自由に開発や二次利用、ビジネスができてしまうのです。
昨今のWebの進化は、この時生まれたオープンソースによって
後押しされたといっても間違いはないでしょう。
(ちなみに、今女性に人気のクックパッドのサービスがまさに、
レシピのオープンソース化である、とイメージしていただければいいかと思います。)
実は、このオープンソースという概念が生まれた背景には、
Firefoxと深いつながりがあるのです…
(つづく)
謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。
本年も、どうぞインターネット・アカデミーとWebimをどうぞよろしくお願い致します(^0^)☆
インターネット・アカデミーでは、年末に大掃除を行って、新宿校を一部模様替えしました♪
インストラクターのみんなで気分一新、元気に授業をしています。
皆さんも、学び始めがまだだなって方はぜひぜひ、お気軽に足を運んでくださいね(^▽^*)
ちなみに、2012年1月1日、Googleのロゴマークが「New Year's Day 2012」というテーマで可愛らしく変化しました。
祝日や記念日に変化するGoogleのロゴマークを「Doodle」といいます。
「いたずら書き」という意味のDoodleは、私たちのインターネット生活を楽しませてくれるステキなイベントです。
そんなDoodle、見逃してしまうとがっかりしてしまうものですが…。
実は、Googleのトップページの「I'm feeling lucky!」をクリックすると…
過去のDoodle、それから世界各国で公開されたDoodleが見れちゃうのです!
ご存知でしたか??
また、Doodle Storeというページでは、
Doodleのグッズが買えちゃいます!
お気に入りのDoodleや記念日のDoodleグッズがあったら、
手元においてWebのお仕事や勉強をするのも楽しいかもしれませんね♪
ではでは、本年もわくわく楽しいWebの情報を提供していきますので、
どうぞよろしくお願い致します!
