今日はとてもいいお天気でしたね。
お布団を干してご満悦なささくらです。
さてさて、前回の【webism】では
検索エンジンの仕組みについてお話をしてきました。
ユーザーにとってはインターネットをする上で
いまや欠かすことのできない検索サービス。
その検索市場に大変革がいま起きようとしているのです。
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きっかけの一つとなった事件が起きたのが、
ちょうど1ヶ月ほど前のことでした。
7月末~8月頭にかけて
「米Yahoo!と米Microsoft(MS)が提携」というニュースが
世間を賑わせていたことは記憶に新しいかと思います。
その時同時に発表されたのが、
「米Yahoo!がMSが開発した『Bing』の検索エンジンを採用する」
というニュースでした。
『Bing』は、旧名称を『Liveサーチ』といいます。
『Liveサーチ』という名称の前は、『MSNサーチ』といわれてた検索エンジンです。
もしかしたら、そっちの名前のほうが聞き覚えがある方も多いかもしれませんね。
『Liveサーチ』自体が2007年に使われ始めたばかりのブランド名だったのですが、
今年、『Bing』へのブランド変更が行われ、
それとほぼ同時に米Yahoo!との提携とYahoo!の検索システムへの搭載が決定したのです。
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Yahoo!の検索エンジンシステムは、
通称『YST(Yahoo! Search Technology)』と呼ばれています。
しかし今回の提携によりMSの『Bing』を搭載するため、
現行使われているYSTが廃止される可能性はかなり高いといわれています。
しかも、米Yahoo!だけでなく、Yahoo!Japanも次のような発表を行いました。
----「米Yahoo!が『Bing』に切り替えた後、
日本市場向けにも良いと判断すれば、『Bing』を搭載していく可能性が高い」
…これにより、今までWeb業界でSEO対策として蓄積されてきたノウハウが
YSTが廃止になることで全てひっくりかえってしまう可能性が出てきてしまったのです。
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それだけではありません。
米Googleも、8月10日に新しい検索システム『Caffeine(カフェイン)』をテスト公開しました。
この『Caffeine』の運用はまだテスト段階ではあるものの、
調整が完了したら確実にGoogleの標準エンジンになるといわれています。
前回もお話をした通り、検索エンジンのアルゴリズムや
評価基準は企業ヒミツ。
誰も現行のGoogle検索と『Caffeine』の違いを詳しくは知ることができません。
しかし、今はっきりとわかっていることは
『Caffeine』は現行のGoogle検索とは違うアルゴリズムで動いているということ。
そしてさらに、Google検索でトップに表示されていた企業も
『Caffeine』ではその順位を維持できないかもしれない、ということです。
※ちなみに、『Caffeine』のテスト運用サイトのアドレスはこちらです。
通常のGoogleサイトと同じ検索キーワードを入れて表示結果の違いをみて見てください♪
(残念ながらモバイルは非対応デス)
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日本の検索エンジンのユーザー比率は、
Yahoo!Japanが 51.3%、Googleが 38.2%といわれていますが、
世界検索市場でのGoogleのシェアは約89%。
世界は圧倒的にGoogleの独占市場なのです。
なぜ日本はYahoo!のほうが強いのかはまたいつかお話しするとして、
とにかく今Googleの独壇場をなんとか崩そうと
Webサービスを展開する企業はみなやっきになっています。
この調子で変革が起こり続ければ、
Webのお仕事に関わる人々が少なからず混乱することは想像に難くありません。
とはいえ、Webはもう私たちの日常生活やビジネスにおいて欠かせないツールです。
だからこそ必要とされるのは、
やはりWebの知識やWebマーケティングの知識をきちんと持った人材。
Webのスキルというのは、今また急激にニーズがあがっていくところ。
変革が起こることはとても怖い気もしますが、
これによるWeb業界の求人ニーズの動きが非常に気になるところでもあります。
※今回の画像は、
検索広告ネットワーク企業Chitikaによる”検索広告のクリック率”を表した表です。
Googleのクリック率が低くなっているのは、
ユーザーの利用数がBingの10倍はあるから、といわれています。
しかし、これを見るとWebの広告業界も今回の提携で大きな波が起きる予感がしますね。。。
