Webサイトのベースを作る言語、「HTML」と「XHTML」。
名前も似てるし、どっちの言語を使ってWebサイトを作るのが正しいのかはよくわからない…という方もいらっしゃるのでは?
また、ネット上の議論を見ているとXHTMLに対する誤解も多いようです。
そこで、2回に分けて「XHTML」の誤解にまつわるお話をしたいと思います。
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Webの技術は日進月歩で成長しています。
より表現力を高めるため、「HTML」や「XHTML」といった言語も、
文法の再定義や開発がW3Cという団体によって行われています。
つまり各言語のバージョンというのは、過去からの改変数を表しています。
現在Webサイト制作で主に使用されているバージョンは「HTML 4.01」と「XHTML 1.0」ですね。
(ただし、XHTMLの最新バージョンは「XHTML1.1 」。)
そして、現在策定真っ最中なのが「HTML 5」です。
しかしそこに、「XHTML」の名は並びません。
何故なら今年の7月、
W3Cは開発中だった「XHTML 2」のワーキンググループ(WG)を解散し、
「HTML 5」の開発に専念するという発表を行ったからです。
このときWeb業界の中で一気に、
”「XHTML」はなくなるんじゃないか”という不安と心配が広まっていきました。
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そもそも、「HTML」と「XHTML」って一体どんな関係なのでしょうか?
実は「XHTML 1.0」は、
「HTML 4.0」の言語を「XML」という言語の構文に沿って直したものです。
HTMLと別の言語であるXMLを混ぜる必要があった大きな理由には、
『Web上の情報をブラウザだけでなく、他のいろんなソフトでも共有できるようにする』というのがありました。
たとえば、Webで拾ったレシピ情報を、電子レンジや冷蔵庫に送って表示する、
というようなことをしようと考えていたのです。
しかし、XHTMLの開発が1.0から1.1へと進んだ際に構文に対するこだわりが高まっていき、
「XHTML 2」の開発にいたっては画像を表示する<img>を非推奨に近い扱いにしていたりで、
クリエイター側からするとかなりムリのある方向にXHTMLは進んでしまっていました。
そのため、ブラウザソフトを開発している企業から「XHTMLは難しくて普及しづらいのでは」という声が続出。
反論も多くあったのですが、そんなこんなで「XHTML 2」の開発はストップになったのです。
でも、だからといって、XHTMLが悪いとか、「XHTML 1.0」まで問題があるというわけではありません。
…次回へつづく。
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※写真は、W3C TPAC2009の「HTML5 WG」ミーティングルーム前にあった看板です。(インターネット・アカデミーのスタッフが撮影)
