2009
11.10

W3C TPAC2009 ~後編~

webism091109.jpg前回のTPACの紹介に引き続き、
会議でもっぱら話題になっていたというHTML5、CSS3とはなんぞや?
というお話を本日はさせていただきます。

(会議の具体的内容は技術開発の内容になってしまいますので、表立って書くことができませんでした…すみません。)

HTML5とは、新しいHTMLのバージョンです。

以前、この【webism】でちょっとだけ話をしたことがありますが(⇒10月15日記事)
HTMLは、Webサイトを作るための言語です。
言語なので、文法が存在します。その文法を必要に応じて変更したり新しく定義するのがW3Cの役目なのでしたね。

HTML5が正式に勧告されるのは2012年の予定です。

「文書構造をより明確にすること」と、「Webアプリケーション開発をしやすくする」のが開発目的だそうです。

文書構造の明確化、というとわかりづらいかもしれませんね。
今までは、なんとなく”Webサイトとして見れたらそれでいい”と曖昧な作り方でもかまわないところがありました。
それを、HTMLのタグや要素の種類を増やすことで、
よりHTMLの”意味”を正確に考え、使用しながらWebサイト制作をしましょう、という流れになったのです。
それが、「文書構造の明確化」です。

次に「Webアプリケーション開発」に関してですが、
具体的に言うと今までJavaScriptやFlashのコンポーネント技術を使わなければ表現できなかったものを、
HTML言語だけを使って作れるようにしよう、というものです。

たとえば、次のタグをHTMLファイルとして保存し、表示してみてください。
(※注意、表示させるブラウザはOperaしか対応しておりません!)

---

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
</head>
<body>
<p><input type="date"></p>
</body>
</html>

---

なんと、こんな簡単なHTMLのタグだけで、日付が選べるカレンダーを表示することが出来ました。
それにこのDOCTYPE宣言のシンプルさ。
現行の長い宣言と比較すると、感動してしまいます。

………・・・………・・・………・・・・‥…━━☆・‥…━━☆☆☆

CSS3に関しては、以前「CSS3 Web Fonts」の話を書いたときに簡単にお話しました。

HTML5とあわせてよりデザイン性を高めようというもので、
HTML5と同じく既に実行・対応できるものがありますが、
正式な勧告はいつになるか正直不明なところがあります(それは、HTML5も同じだそうですが…)。

うちのカリキュラム開発担当者は、そんな開発真っ最中の技術者の会議に参加してきたのですから、
スタッフ一同目を輝かせて質問攻め(笑)しました。

正確に勧告された際には、
その内容がカリキュラムになるのですから、今からとても楽しみです。

みなさんも楽しみにしていてください。

message by INTERNET ACADEMY | 2009年11月10日 19:24
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