XMLの特性をHTMLに入れることで、新しいWebの可能性が開かれる。
そんな期待がこめられていたにもかかわらず、
その後継バージョンとして作られた「XHTML1.1」や「XHTML2」は『難しすぎる!』という声が続出し、結局W3Cは「HTML5」の開発に専念することを発表したのです…
と、いうお話が前回の【webism】の内容でした。(発表についてはこちら)
では、ここでW3Cが勧告している「HTML4.0」と「XHTML」との違いを具体的にお話しておきましょう。
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1.文書は整形式でなければならない
2.要素(タグの種類のこと)と属性名は小文字で記述
3.終了タグの省略は不可(※<html>~</html>←)
4.属性値は引用符("")で括る
5.属性の省略は不可
6.meta、hr、br、img などは、空要素として />で閉じる(※<br />、<img />など)
7.属性値内での改行を含む複数の空白は1つとみなす
8.<script>および<style>の定義の違い
9.要素の入れ子などSGMLの排除機能を再現できない
10.‘id’および‘name’属性をもつ要素は、‘id’属性を使用する
*参照: http://www.w3.org/TR/2000/REC-xhtml1-20000126/
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などなど。
上記はほんの一部で、もっとたくさん違いがあります。
上の内容だけ見ても、なんとなく、HTMLよりもXHTMLの方が
記述方法や文法に厳密さを求めている傾向があるのが分かりますね。
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繰り返しますが、開発がストップになったからといって、「XHTML」が悪いわけではありません。
XHTMLが目指していた”Webの情報を他のソフトでも共有する”という考え自体は「HTML5」に引き継がれていますし、
何よりXHTMLの”構文としての正しさ”の考えは、むしろ言語として重宝すべきものです。
昨今のWebサイトの制作現場では、「XHTML1.0」で制作されているWebサイトがほとんど。
そのため、「XHTML」の知識はこの先も必須なのです。
(しかも、「HTML5.0」は”記述は自由”なスタンスがあるため、
「XHTML」の文法に沿った記述を使ってもなんら問題はありません。)
将来的に、またXHTMLの開発が再開される可能性だってありますしね。
乱暴な言い方をすると、HTMLを使うのかXHTMLを使うのかは好みによって違うといっても良いでしょう。
ただそれだけの問題なのです。
ちなみに、W3Cが発表したXHTMLの今後に関するFAQ(日本語訳)のサイトもありますので、
詳細はこちらをご覧下さい。
また、今回のお話で参考にしたのはこちらのサイトです。
マンガでとてもわかりやすくXHTMLについて書かれているので、
HTMLを勉強中の方はぜひ読んでみてください。
