2012
01.20

Webデザインをオープンに考える。 その2

webism120120.jpg(前回記事のつづき)

Webブラウザの歴史は、今から30年以上前、1980年代末に始まります。

世界で最初に生まれたWebブラウザは、Webの生みの親であり、W3Cの設立者でもあるティム・バーナーズ・リーが作った「WorldWideWeb(後にNexusと改名)」でした。

その後もさまざまなWebブラウザが開発され進化してきましたが、Webの普及と共に広まったWebブラウザが、 Netscape 社の「Netscape Navigator」でした。

その普及率は、なんとWeb利用者の9割を占めているといわれていたほどです。

しかし、後に MicrosoftのInternet Explorer にシェアを奪われることとなります。

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Microsoft に追い上げられた Netscape は、
Netscape Navigator のソースコードの公開を決意します。

Internet Explorer は、Microsoftが心血を注いで開発に力を入れたため、
圧倒的な開発スピードで新機能を次々実装していきユーザーの支持を得ていました。

そのため、ソースコードの公開=オープンソース化することで、
Netscape Navigatorのクオリティ改善とシェアの回復を図ったのです。

この Netscape Navigator の建て直しプロジェクトから、
新しい開発スタイルの提唱が行われたのが「オープンソース運動」と呼ばれるものです。


ところで、前回から読んでいただいている方は、
「どこがFireFoxと関係があるの?」と思われたかもしれません。


実は、このオープンソース化の時に Netscape 社が発表したブラウザが「Mozilla」というのですが、
そこから進化して生まれたのが「Firefox」です。

現在 Firefox は世界No.2のシェアを誇り、
最初に Firefox1.0 が公開された時と比較すると、3倍以上の伸び率を見せています。
(ちなみに、最初の公開日からたった15日の間で約367万回ダウンロードされたほど、期待度も当初から高かったそうです。)

…とはいえ実は、オープンソース化をしたからすぐに Firefox のプロジェクトがうまくいったわけではありません。(実際、Netscape 社は現在解散しています。)

しかし、紆余曲折を経ながらも、確実にこのオープンソース化による製品開発の手法が、
Firefox をはじめとしたWebブラウザや、現在のWebの進化を促進させたことは間違いがありません。

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そんなわけで明日から始まる『mozilla vision 2012』。

行く予定の方はオープンソースとWebの未来についてじっくりと考え、楽しんできてくださいね♪


ちなみに。

オープンソース化の波はソフトウェアなどのツールだけでなく、Webデザインにも及んでいます。

Open Source Web Design (OSWD)』では、
HTMLソースやCSSソース、画像ファイルをフリーでダウンロードすることができます。(加工もOK!)

気に入ったデザインのソースをみつけたら、
それを加工してみるのもデザインやWeb技術の勉強にもなっていいですね!


ぜひチェックしてみてください(^▽^*)

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関連過去記事

+「ブラウザの選択。~前編~

+「そういや、Webってなんだっけ。vol.2

message by INTERNET ACADEMY | 2012年01月20日 16:56
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ブロガーのプロフィール

ささくらはなび
Webデザイン専門スクール講師。気ままにWeb世界を語ります。
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