今日は、著作権に関わるお話です。
オリジナルWebサイトの制作に入る時に、デザインの参考になるWebサイトを探す方が多いと思うのですが、いざ作るとなると「どこまで似ててもOKなのか?」…ということに悩むと思います。
実は、Webサイトのレイアウト(配置)については、著作権保護の対象ではありません。
書籍・雑誌と同じく、レイアウトはアイディアであって、「思想又は感情を創作的に表現した」著作物には該当しない、とされています。
しかし、特定の工夫を凝らし、一見してどのサイトを参考にしたかわかるような似せ方で作ってしまうと、
知的財産権侵害のクレームの対象になることがあります。
知的財産権とは、人間の知的な活動から生じる創造物に関する権利のことです。
他者が築き上げた財産的価値に便乗することを「ただ乗り=フリーライド」と言いますが、
場合によっては、不正競争防止法にも抵触する恐れがあります。
ようは、一般的な配置としてレイアウトが似ている分には問題なくとも、
ある特定のサイトと酷似していると判別されるような作り方をすると、
法律に抵触する可能性がある、ということです。
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プロが作るWebサイトというのは、そのWebサイトを見るであろうターゲットユーザーのこと、
そして自分達のブランディングや提供したい情報など、
多くのことを複合して考え作られています。
それを真似たからといって、同じ成果が見込めるとは決して限りませんし、
いざ自分の創作をしようというときに、真似しかできないというのはクリエイターとして悲しいことです。
とはいえ、学びは真似から入る、という一面があるのも事実だと思います。
良いWebデザインの表現手法を知り、技術力を高めるには、
真似て作ることから入ることもあるいは必要でしょう。
しかし、そうして真似て作ったものを自分の作品として世の中に公表するとなると、
上記で述べたような権利侵害に該当する可能性が出てきます。
年が若い学生だからといって法律違反が許されるわけではないのと同じで、
まだ学びの途中だからといって真似て作ったものをインターネットで公表して良いわけではありません。
権利侵害の線引きはあいまいに感じるかもしれませんが、
ぜひとも上記のことを配慮し、クリエイティブを楽しみましょう。
Webサイトのパフォーマンスに関して、米国本社のコンピュウェアの調査から、サイトのパフォーマンス悪化を許容できないとするユーザー層が37%で、09年の調査から約10%近く増加しているという発表がありました。
約90%のユーザーが、常に快適なWebサイトの閲覧を望んでおり、パフォーマンスの悪さを体験したユーザーの4分3が同業他社のサイトに移動し、ユーザーの86%は同じサイトを訪問しなくなる傾向があるとのことです。(※1)
昨今ではほとんどの人がブロードバンド接続でインターネットを気軽に楽しんでいるので、
たしかに少しでも読み込みが遅いWebサイトがあるととても待ちきれない!と思って離脱してしまった
経験がある方も多いのではないかと思います。
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ビジネスとしてはもちろん、ユーザビリティの観点から考えても、
Webサイトの表示の速度には配慮が絶対に必要です。
ただ、表示の速度、というと「画像のファイルサイズ」を気にする方が多いのですが、
実はロードバンド時代において、画像のファイルサイズはそれほど問題ではないのです。
最近のビジネスで使用するWebサイトは、
サーバー上でデータ処理を行うことは決して珍しくありませんし、
JavaScriptの流行もあって凝った動きをするサイトも増えてきました。
もちろん、それに伴ってブラウザの性能も上がってはいるのですが…。
Webページのパフォーマンスというのは、0.1秒を争う世界。
プログラムを組んで動けばいい、Javascriptをもりもりと動かせばいい、
というのではなく、正しく効率良くプログラミングしたり、
必要な動きを必要なだけ設置する、という配慮が大切なのです。
正しく無駄なく設計して作る。
これがプロのWebクリエイターのお仕事なのです。
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※1
参照元:「サイトの遅さを許容できない層が4割、米コンピュウェアによるサイトのパフォーマンス調査」Web担当者フォーラム
